【はかせあん】
閑静な住宅街で、一味違った富士山観光を。
閑静な住宅街で、 一味違った富士山観光を。
修験道霊山として奈良時代からの歴史を持つ「三っ峠」。その登山口であるここ西桂町は、織物の町として栄えた歴史を持っています。 「今から2022年ほど前、秦の始皇帝に不老不死の薬を探してくるよう命じられた徐福は、ここ富士の麓に辿り着き、この地に織物の技術を伝えていった」という伝説があります。 近年新たな発掘により大和朝廷と大陸との頻繁な往来が立証されている中、徐福の痕跡も明らかになる日があるのではないかと、古代史のロマンに想像の翼を広げてみて下さい。
文献に見られる最初として、平安時代中期の法令集「延喜式」(927年成立)に「甲斐の国は布をもって納めるよう」と記されています。その後、南蛮貿易でもたらされた絹をもとに、甲斐絹が作られるようになったといわれ、江戸時代になると郡内織物産地の名前は全国に知られるようになり、明治時代に入り生産は最盛期を迎えます。富士の恵みの豊富な湧水も上質な織物生産に一役買っています。 織物業が盛んであった当時はどの家も水車を稼働させていました。富士道に沿って建ち並ぶ左右の家々の庭や家中に水路があるのはそのためです。 ここは織物の生産地として古く長い歴史を有した町であり、この宿もそのようにして栄えた歴史の名残です。
そんな愛着ある和風の建物を残したくて、20年前に今井俊介氏に依頼して蔵をリノベーションしました。 今井氏は、様々に困難な建設条件下で一棟一棟に創意工夫を凝らし、独創的な作品を手掛けて来られた建築家です。小さな蔵を1.5mジャッキアップすることで、富士眺望を際立たせ、蔵を覆うように曲面壁の外壁で仕上げたコンクリート打ちっぱなし。古民家と近代建築を融合合体させた斬新な日本建築を楽しめる他に例をみない宿泊施設になっています。 今回それを更に再リノベーションして、宿泊所として本年10月にオープン致します。 さて、どのようにリニューアルされるのか?ご期待ください。
この建物を「博世庵」と命名しました由来は、「博」は博愛の博です。「博く世界の人々と繋がり愛される」という意味を込めました。ここで生まれ育って、世界の人々と交流し、沢山の方々を愛し愛された人に因んで、「この宿が博く世界中の多くの人々に愛され記憶されますように」という願いが込められています。
ここに宿泊することでその宿泊費の一部が、困難な状況におかれている世界の人々(地域、日本、世界)への寄付となります。 オーナー純利益の10%を寄付金にしていきます。利益が出ればこその話になりますが、毎年8月19日にホームページ上でご報告致します。
この宿にはいくつかの形状の違う花器がおいてあります。季節の庭の草花を自由に摘んで自分だけのアレンジをしてみませんか? 日本文化の一つ「生花」とはその名の通り、花を生かすということで、 日本の「書院作り」という古民家建築と深く結びついています。 日本の古民家で、ここの雰囲気に合わせて「生花」の体験をなさってみてください。 そして、太宰治『富嶽百景』の有名な「富士には月見草がよく似合う」といった言葉のように、宿の向こうの雄大な富士山と小さな自分だけの「生花」を写真に撮って、ホームページ上に残していただいけると幸いです。
部屋タイプ | 一軒家貸切(和洋室) |
広さ | 106.83 ㎡ |
定員 | 1~8名 |
階数 | 1階/ 2階 |
設置ベッド | 1階にセミダブル×2台 ソファベッド×2台 2階にソファベッド4台 |
間取り | 1F: ベッドルーム/ パウダールーム/ 浴室 2F: キッチン/ パウダールーム/ 居間 |
アメニティ | シャンプー/ コンディショナー/ ボディソープ/ ハンドソープ/ ハンドタオル/ 使い捨て歯磨き/ トイレットペーパー/ ティッシュ/ 洗剤/ ドライヤー/ 水道水飲料可(富士山の美味しいお水)/ スモールプレゼント |
設備 | バス/ トイレ/ キッチン/ コンロ/ 電子レンジ/ 食器類/ Wi-Fi/ 冷蔵庫/ 調理器具/ 洗濯乾燥機/ 洗面所 |
駐車場 | 有り/3台(博世庵の敷地内) |
最寄り駅 | 富士急行線 三っ峠駅 |
富士山観光を
一味違った
閑静な住宅街で、